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 キャシェのデータは、すべて可変長文字列。データの格納スペースにムダがありません。ディスク容量を有効に活用できることから、

ハードウェアの導入コストを下げられる
データをコンパクトに収納できるので、長期保存が可能になる
いくらでも格納できるので、過去のデータを捨てる必要がなくなる

 などのメリットがあります。キャシェはデータベースの超スグレモノといえるでしょう。
 データ量が大きくなればなるほど、キャシェの強みが発揮されます。たとえば、米国の保健医療ではキャシェがナンバーワンデータベースとなっています。
 わが国でも、C病院では医療情報システムのサブシステム「臨床情報検索システム」の中核データベースとしてキャシェが採用されました。
 
 当初、「臨床情報のような複雑な情報は階層構造で表現するしかない。それが可能なのはオブジェクト指向データベース(ODBMS)」とODBMSを候補として考えられていたようです。
 ところが、あるODBMSを実際に使用したところ、思ったようなレスポンスが得られない。そこで、キャシェの管理方法とレスポンスの速さが浮かび上がりました。
 キャシェはC病院の基幹システムに接続され、データベースマネジメントシステムとして機能しています。もっとも大きな特徴は複雑な条件による検索が可能になったことです。病名、症状、基本的な患者情報、処方、薬品名・薬品の履歴、検査項目、測定値など、さまざまな検索条件を組み合わせることが可能になりました。
 
 
 

 
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